2009年11月15日

金盞香(きんせんかのはなさく)

大分市片島で現在公開中のモデルハウス、
『府内町家』の四季折々を、
日本ハウジングのスタッフがお伝えします。

金盞香(きんせんかのはなさく)


二十四節季の「立冬」の時期を、
さらに七十二候の3つの候に分けると

11月7日  【山茶始開(つばき、ひらきはじめる)】
       …つばきの花咲く頃…

11月12日 【地始凍(つち、こおりはじめる)】
       …初氷の時季…

11月17日 【金盞香(きんせんかのはな、さく)】
       きんせんか=水仙が咲く頃


となるそうです。

七十二候では山茶を“つばき”と読みますが、
実際は山茶花(さざんか)のことを意味しています。


府内町家のモデルハウスでは
“ソヨゴ”の実が赤く熟していました。


金盞香(きんせんかのはなさく)
    


ソヨゴは山地に生える常緑高木で、
高さ5~10m、大きいものは15mにもなるそうです。

風が吹くとさわさわと葉がそよぐことから
「ソヨゴ」と名付けられたといわれています。

玄関土間のデッキ近くに植樹されたばかりの
府内町家のソヨゴはまだ1mにもならない高さですが、
心地よい音で風にそよぐようになる
今後の成長が楽しみです。



金盞香(きんせんかのはなさく)



府内町家モデルハウスの『一坪野草園』では、
“地域色豊かな育てる緑・町に提供する緑”をテーマに、
100種以上の大分地域在来種を保護育成しています。


「立冬」から「冬至」へと向かうこれからの季節、
一坪野草園の植物はどのような変化を見せるのでしょうか。

府内町家モデルハウスご来場の際は、
大分在来種の野草園にもご注目ください。




※テレビのニュースや天気予報で耳にする「立春や啓蟄」などの
 二十四節季。
 七十二候は、その二十四節季の各節季をさらに3つの候に細分して、
 季節の移ろいを気象や動植物の成長・行動などに託して表したものです。
   



Posted by 府内町家 at 13:44│Comments(0)
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