2011年11月27日
薪ストーブに火が入りました。
11月22日は「小雪(しょうせつ)」でした。小雪とは『寒さいまだ深まらず、雪いまだ大ならざるなり』の候、
すなわち「雪はさほど多くない」という意味です。
本格的な降雪はないものの、山嶺の頂には白銀の雪が眺められる頃です。
紅葉は終りを告げ寒さは徐々に厳しくなり、冬の到来を感じさせられます。
それまでは、わりと暖かい日が多かったのですが、小雪の前後から急に寒くなり、
昔の人はよく言ったものだなと、あらためて思いました。
府内町家の一坪里庭では、少しですが紅葉が楽しめるようになりました。
ヤブコウジです。
赤く着色した果実は、正月用の飾りにも用いられます。
センリョウです。
こちらもヤブコウジと同じく、正月用の飾りに用いられます。
コハウチカエデです。
葉の形が天狗の持つハウチワ(葉団扇)と似ていて、
ハウチワカエデより小さいのでこの名前があります。
紅葉は黄色から赤にかけて、場所や時期によりいろいろな紅葉となるようです。
また、小雪を迎えた府内町家では、いよいよ薪ストーブの出番となりました。
本物の火の暖かさは、ホッと心が安らぎます。
いつまでもその場に居たい、そんな気持ちになります。
皆様も寒い日は、暖を取りにお立ち寄り下さいね。
Posted by 府内町家 at 11:30│Comments(0)