2009年10月02日

タイトルは(仮)です!

大分市片島(下郡バイパス沿い)で
現在、新築工事中の
府内町家モデルハウスの“できるまで”日記です。

本日は建物内部の工事の状況を
ご紹介します。


タイトルは(仮)です!


居間の中から、その入り口方向を
撮影しています。

写真右側の部分は
「シナ材」という種類の木を
壁に張っているところです。

ここはクロスや塗り壁でなく、
このシナ材の素地が仕上がりです。

シナ材は「シナノキ」という木を使った建築材で
節が無く、白っぽいなめらかな表情を持っています。
この優しく、ニュートラルな雰囲気を出すことのできるシナ材を
府内町家では室内のいくつかのポイントで用いています。

そのシナ材の表面にポツポツとある、
グリーンの丸い点が見えますでしょうか?

ちょっと寄ってみます。


タイトルは(仮)です!


このグリーンのポツポツは
「仮釘(かりくぎ)」といわれるものです。


薄いシナ材は木工用の接着剤で固定しますが、
その専用接着剤が固まるまで、
壁に圧着保持させるのがこの仮釘です。


さらに、ちょっと寄ってみます。


タイトルは(仮)です!

専用接着材が固まった後、
グリーンの部分をペンチなどではさみ
中に入っている釘自体も慎重に抜き取ります。

この仮釘に似たものに
「隠し釘(かくしくぎ)」というものがあります。

こちらは接着完了後、表面にでている頭の部分を
コツッとたたいて折り、
内部に釘だけが残るようにする、
という仕掛けになっています。


それぞれの釘に適正な用途があるのですね。


日本ハウジング株式会社がご提案する
大分の新しい住まいのカタチ
府内町家モデルハウスは
10月24日グランドオープン予定です。




Posted by 府内町家 at 20:52│Comments(0)
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